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啓蟄
季節、気候の特徴を表現するものに、一年を24等分(15日毎)に区分した二十四節季、
さらにそれを5日ごとに3等分にした七十二候というものがありますが、3/6~3/20頃は、
二十四節気で啓蟄(寒い冬の間、土の中にいた虫たちが、暖かくなってきたので地上に出てくる頃)にあたります。

東洋哲学の「陰陽五行説」を基に発展した食養生では、
この季節は、気温の上昇とともに肝機能の異常亢進(こうしん)し、気持ちが高揚し、めまい・のぼせが起こりやすく、イライラしたり、情緒不安定に陥りやすい季節なのだそうです。

そんな今の季節には、肝機能の亢進を抑制するフキノトウや菜の花、うど、
筍などの「苦味の野菜」や梅干やレモンなどの「酸味の食ベ物」で食養生すると良いそうです。

春になると「変」な人が増える、と言われていますが、肝機能の異常亢進が原因なのかもしれませんね。

身の周りにちょっと情緒不安定な感じの人がいたら、苦いものと酸っぱいものを与えてあげて下さい。

只今当店でもふきのとう、菜花などを使ったお料理をご提供中です。
by n-buono | 2010-03-17 20:55 | 旬の食材&畑だより | Comments(0)
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