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孟宗竹と妄想地区のタケノコ 筍 竹の子
春なのにまだまだ寒い日が続きますね。
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寒いとはいっても上の写真、ミンクのコートではありませんよ。
筍の皮です。


桜の開花に続き、竹の子が出始めました。
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一般的な竹の子は孟宗竹という種類の竹の子です。
孟宗竹はその昔、中国の孟宗(三国時代の呉の人物)が病気の母親のために雪の降り積もる冬の竹林に竹の子を採りに行ったという、親孝行話が名前の由来なのだそうです。

当店でも只今、バーニャカウダや野菜のフリットなど、港北区や都筑区、青葉区など地元で採れた、生食できるほど新鮮な竹の子を使ったメニューをご提供中です。
春の旬の味覚、どうぞお楽しみ下さい!



先日、都筑区の東方公園でこんな看板を見つけました。
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この孟宗竹は60年~120年に一度だけ花を咲かせて枯れてしまうという、ちょっと不思議な植物のようです。
竹の花、見てみたいものです。
60年~120年の一生に一度の花を咲かせてこの世を去る、
真似できませんがそんな人生、潔くてカッコイイですね。

そしてこの孟宗竹を調べていたら、驚く事が・・・。
法人税等に関係する、減価償却資産の「生物の耐用年数表」なるものに、
孟宗竹の法定耐用年数が20年と定められているんです。
しかも平成20年度に税制改正したばかりのものに・・・

ってことは、私が仕入れている竹の子も仕入原価ではなく、資産計上して20年かけて減価償却するの?

まあ、勿論そんなことは無いのですが(10万円もしないし・・・)。

法人が所有する機械・設備だけでなく、馬(競走馬、種馬なども)、牛、豚などの動物や果樹などの植物にも生物の耐用年数が設定されていて、減価償却すると言う事のようです。
こちらもご参照下さい→ 生物の耐用年数表(別表第四)

馬や牛ならまだ理解できるが・・・、
竹の子を収穫する為の孟宗竹を(10万円以上)購入したら、損金で落とせないのか~。

しかし、そもそも孟宗竹の株は10万円以上するのか?

そして孟宗竹よりもさらに驚いたのはその下の「アスパラガスの耐用年数11年 !?」
アスパラガスは種を蒔いてから収穫できるようになるまでに2~3年を要し、その後10年以上毎年収穫できるのですが、それでも10年かけて減価償却ってどういう事?

アスパラこそ10万円しないと思うのだが・・・・。
実際に償却資産として計上している法人があるんだろうか?
リースにすれば損金で落とせるのか???

マルサ(税務調査)が入った時に、宮本信子みたいな調査官に、
「お庭で育てているアスパラガス、あれ、資産計上されてませんねっ」
ってニコニコ顔で言われて追徴課税されてしまうのだろうか・・・?


ヤバイ・・・孟宗竹について調べていたら、いろんな情報&疑問が出て来て、農家でもないのに節税対策を考えたり、いつの間にか私の頭は妄想地区に突入してしまいました。
アブナイ、アブナイ、戻らなければ・・・・


今度、税理士さんに訊いてみよう。
by n-buono | 2010-04-04 23:26 | 旬の食材&畑だより | Comments(0)
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