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時代は中太大根(昭和)から姫大根(平成)へ・・・
大根は日本人にとって最も馴染み深い野菜の一つですが、以前は冬になると、おでん種や正月のナマスに最適な「三浦大根」に代表される “中太大根”ナカブトダイコン(写真右)が多く流通していたそうです。
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それが昭和50年頃から核家族化による影響の為なのか、大きさ・太さも手頃な「青首大根」が台頭し始め、現在では日本で流通している大根の9割以上が「青首大根」になっているそうです。

そして時代は平成になり少子高齢化や独身世帯の増加に伴い、野菜も“姫大根”(写真左)のように年々小型品種への人気が高まっているようです。

確かに“中太大根”は大きくて重いので、「持ち帰れない、食べきれない」といった理由で消費者に敬遠されてしまうし、若い働き手が少ない生産する側の農家にとっても収穫や出荷作業が大変な為、市場からどんどん消えつつあります。

でも、この中太大根、普通の青首大根と比べると柔らかくて甘味があり、とっても美味しいのです。
姫大根は丸ごと一本丸ごとお皿の上にのせられて可愛いので当店でも頻繁に使用しておりますが、中太大根も色々な料理に使用し、減少する生産者を非力ながらも応援したいと考えております。

最後に、女性の御足に関して私の好みを申しますと、こちらはやはり中太大根よりは姫大根位の方が・・・・あっ、途中ですが時間が参りましたので、この辺で失礼致しますっ!!
by n-buono | 2006-12-14 16:53 | 旬の食材&畑だより | Comments(0)
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