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花粉症に効く野菜? 『ビーツ』
本日は港北区小机の小金井農園さんより仕入れているビーツのご紹介です。ロシア料理のボルシチでお馴染みのビーツは、地中海沿岸地方原産で、ホウレンソウと同じアカザ科の植物、ビート(甜菜=テンサイ)の一種でサトウダイコンの変種です。
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一般的には濃い赤色が主流ですが写真のような薄い赤やオレンジもあるんです。

主にカブのような形をした、肥大した根を食用とします。
輪切りにすると円状に白く細い線があり、ショ糖を多く含んでおり、独特の甘味があります(やや土臭さもありますが)。
また、葉はフダンソウ(スイスチャード)とほぼ同種で、ほうれん草に似ていてクセも少なく、鉄分が多く含まれています。

ビーツは「食べる輸血」とも称され鉄分の他、ビタミンCや食物繊維、抗酸化物質を多く含み、貧血・便秘・美肌対策など・・・美容と健康に大活躍の野菜です。

そういえば、生産者の小金井さんは「最近ビーツを食べるようになってから、ひどかった花粉症アレルギーが軽くなった」とおっしゃっていました。
※注:感想はあくまでも個人のもので必ずしも効果を保証するものではありません。
(↑夜中のテレビショッピングをマネしてみました)

先日のニュースによると、花粉症に悩む社会人を対象に「花粉症が治るなら、いくらまで払えますか?」というアンケートを行なった所、平均で38万円という結果が出たそうですし、無花粉スギの植林など、花粉症対策費用に国が70億円を投じているそうなので、ビーツで花粉症が治るとなれば、ビックビジネスのチャンス!?
小金井さんと共同事業を立ち上げようかな・・・・・。

さて、只今当店ではビーツをランチの前菜やディナーのパスタに使用しておりますので、皆さんもビーツの効果を是非お試し下さい。(花粉の季節に毎日お越し頂いても38万円はかからないかと思われます・・・)
by n-buono | 2008-03-28 22:45 | 旬の食材&畑だより | Comments(1)
Commented by グルメゾン at 2010-03-07 22:30 x
ビーツの赤い色は、アントシアニンではなく植物性色素「ベタライン類」(betalains)に属する色素のうち、赤紫色のベタシアニンと黄色のベタキサンチンによるものである。
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