忘れかけていた、大切なもの・・・・・・・。
すっかり秋めいて涼しい今日この頃ですが、先週のまだ残暑厳しい日に公園を歩いてた時の事、柳の木にいきなり猫がよじ登り始めたので、何事かと足を止めて見守っていますと、木の上のアブラゼミを仕留めようとしているのでした。

セミのとまっている面の反対側から登るあたりは、『この猫、なかなかの“ハンター”では』と思いながら見ていると、最後に前足を木から離しセミをつかもうとする時に、3本足で木につかまっている事が至難らしく、まごついているうちにセミに感付かれて逃げられてしまったのでした。a0083871_22525337.jpga0083871_2253947.jpg

















『残念でした』と思いながら猫を見ていると、なかなかその場から動こうとしないので、『まさか…』と思っていると、やっぱり……。

『登ったは良いが降りれない・・・』 らしい。
「家の階段を上れるけど降りれない」 という、私が幼かった頃の、ひいばあちゃんの事を思い出しました。

そして猫は1~2分その場でたじろいだ後、意を決したのかバンザイの格好のまま少しづつ、ズズズ~っとすべり落ちてきました。
柳の樹皮がバリバリと削り落とされたのをみると、猫のニクキュウも擦りむけたのでは……。

そしてその猫、地上に降り着くと、『見せもんじゃねーんだよ!!』と言わんばかりに、肩で風を切りながら私を含む5~6人の見物客の前を去って行きました。

「リスクを恐れないハングリー精神」
「今は亡き、ひいばあちゃんの思い出」

この猫に、忘れかけてた大切なものを思い出させてもらいました。
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by n-buono | 2006-09-15 16:34 | 店長のひとりごと | Comments(0)
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